オールザベスト/All The Best

2024年より青森県にてスタッドイン。

✓2025年: 種付料
受胎条件20万円

✓父は海外・国内で豊かなスピードを伝える名種牡馬Speightstown

✓母父はHoly Bullが送るパワー系スピードホース。

戦績

本馬は、現役時490㎏~540kgの馬体重推移を見せ、迫力のある体付きを有しています。
 

デビュー時の門別にて2勝、南関東(浦和・川崎)にて5勝、岩手(盛岡・水沢)にて金杯・ウイナーCと2つの重賞を含む8勝を挙げています。 


通算57戦15勝、2着12回、3着、6回。連対率47.37%、複勝率57.89%と高い安定性を披露しています。

栗山求氏の血統評論・推奨配合

http://www.miesque.com/motomu/

【父Speightstown】

 ブリーダーズCスプリント(米GI・ダ6ハロン)など、アメリカで4つの短距離重賞を制覇。米チャンピオンスプリンターに選出されました。引退後は種牡馬として大成功し、北米種牡馬ランキングでは上位の常連となっています。
 
基本的にはスピードタイプですが、Haynesfield(ジョッキークラブゴールドC)、Golden Ticket(トラヴァーズS)、Charlatan(アーカンソーダービー)など距離をこなす産駒は珍しくなく、Seek Again(ハリウッドダービー)、Lord Shanakill(ジャンプラ賞)のような芝馬も出ています。
https://www.pedigreequery.com/haynesfield
https://www.pedigreequery.com/golden+ticket7
https://www.pedigreequery.com/charlatan27
https://www.pedigreequery.com/seek+again
https://www.pedigreequery.com/lord+shanakill
 
日本ではモズスーパーフレア(高松宮記念)、マテラスカイ(プロキオンS、クラスターC)をはじめスピード型が目立ち、勝馬率65%という確実性もセールスポイントです。
https://www.jbis.or.jp/horse/0001228753/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0001222285/pedigree/
 
息子のMunningsは後継種牡馬として成功し、その産駒Jack Christopher(米G1を3勝)も種牡馬として期待を集めています。
https://www.pedigreequery.com/munnings4
https://www.pedigreequery.com/jack+christopher
 
日本ではマテラスカイとフィレンツェファイアが供用され、いずれも現1歳が初年度産駒。今後、ダート短距離戦線で確実に存在感を示していく系統でしょう。
https://www.jbis.or.jp/horse/0001252338/pedigree/


【母ファンダングル】

 現役時代にアメリカで5戦未勝利。その半妹Somali LemonadeはアメリカでダイアナS(G1・ダ9ハロン)など4つの重賞を制覇しています。4代母Too Chicのファミリーは優秀で、Queena(米古牝馬チャンピオン)、その息子Brahms(米G1ハリウッドダービー)などが出ており活力があります。
https://www.pedigreequery.com/somali+lemonade
https://www.pedigreequery.com/queena
https://www.pedigreequery.com/brahms


【配合の方向性】

 オールザベストは「Speightstown×Holy Bull」。これはアメリカで最も成功しているSpeightstownの後継種牡馬Munningsと同じ組み合わせです。Munningsは現役時代、G1を勝てず、G2ウィナーで終わりましたが、種牡馬としては期待を上回る成功を収めています。
https://www.pedigreequery.com/munnings4
 
Holy Bullの父Great AboveはDr.Fagerと50%同血です。Dr.Fagerは名種牡馬Fappianoの母の父で、Fappiano産駒にUnbridledがいます。これらはフロリダで紡がれた名血群であり、その非凡な影響力は現代アメリカ血統の影の主役といっていいでしょう。
https://www.pedigreequery.com/great+above
https://www.pedigreequery.com/dr+fager
 
ちなみに、Speightstownの代表産駒の一頭Charlatanは、母の父がDr.Fager 3×2のQuiet American。Munningsと配合構成の骨格が似ており、種牡馬として成功する可能性が高いと思います。
https://www.pedigreequery.com/charlatan27
 
Munningsの代表産駒Jack Christopher、Finite、Warrior's Chargeなどは、母方にUnbridledを入れ、この部分をさらに強化しています。オールザベストもこのパターンは上手くいくと思われます。
https://www.pedigreequery.com/jack+christopher
https://www.pedigreequery.com/finite7
https://www.pedigreequery.com/warriors+charge
 
このほか、Speightstown-Munningsと相性がいいDanzig、Deputy Minister、A.P.Indyも好ましいでしょう。

 もちろん、日本ならではの血統であるサンデーサイレンス、キングカメハメハ、シンボリクリスエスが悪いはずはありません。比較的ストライクゾーンが広めの種牡馬だと思います。
 
大レース向きの底力を強化する場合、Sadler's Wellsのようなヨーロッパのスタミナ血統を一本入れたいところです。本馬はSadler's Wellsと相性がいいGone West、Sadler's Wellsと4分の3同血のNureyevを持つので、高確率でフィットするはずです。

評者:栗山求

2024年6月2日

ミオスタチン遺伝子検査オールザベスト

スピード遺伝子検査結果:C/T 

C:T型の距離適性

  • 2400m競走で55%の勝馬がC:T型でした。
  • C:T型が勝利した競走の約70%は1600~2400m、50%は1000~1600mの距離でした。
  • C:T型は速さとスタミナを併せ持つ、中距離タイプです。
  • 最も適した競走距離は1400~2400mです。 


産駒へのスピードをより期待するためにC:C型の牝馬と配合も推奨いたします。



オールザベスト・シンジケート事務局

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